まだまだ未来の技術、縁遠い存在として思われがちなEVや燃料電池自動車。東京都が2017年にトヨタの燃料電池バス「トヨタFCバス」の導入を予定していることを発表したのは記憶に新しいところですが、実はそれに先駆けて全国で既にEVバスやタクシーが大活躍しています。  墨田区では「すみだ環境区宣言」の趣旨に基づき、2012年、東京スカイツリーの開業を機に運行を開始した区内循環バスで電気バス「すみりんちゃん」を導入。両国や向島の観光名所を巡る“案内役”として大活躍しています。ちなみに「すみりんちゃん」の愛称にふさわしく、このEVバスの車体には法被を着たいなせな女の子のゆるキャラがデザインされています。
 港区ではコミュニティバス「ちぃバス」で、2015年からEVバス2台が運行を開始しました。新橋から芝浦までを廻る“芝ルート”でEVバスは地域の足として、そして東京タワーや芝浦埠頭近辺を観光する際の便利な交通手段として活躍しています。
 このほかにも東京都に限らず、全国的にも交通機関のEV化はどんどん進行中。国土交通省は「電気自動車による公共交通のグリーン化促進事業」と銘打ち、自治体のEV車両の導入を援助しています。バスに限らず、タクシーやトラックなどのEV車両が全国で大活躍しています。あなたの街の路線バスやタクシーがいつの間にかEV車両に取って代わっている未来もそう遠い先のことではないかもしれません。